股ずれの薬としてオロナインを塗ってはダメなの?

      2016/07/30

 

Aさん
股ずれによってできた「すり傷」「かぶれ」「湿疹」などを治すためにオロナインを塗ってもいいの?

 

先日このような質問をいただきましたので回答させていただきます。

 

結論から言うと、股ずれの患部にオロナインを塗ることは症状によります

 

 

ここでいうオロナインとは「オロナイン液」ではなく「オロナインH軟膏」を指します。

 

塗ってはいけない症状とは

湿疹(しっしん)

湿疹というと難しい単語ですが、分かりやすくいうと「ただれ」や「かぶれ」の総称です。

 

Aさん
なんで湿疹には塗っていけないの?

 

その理由はオロナインH軟膏に含まれる特定の成分が、湿疹を促進させてしまう可能性があるからです。

これはオロナイン軟膏の副作用といわれており、皮膚の炎症を拡大させてしまうほか、発疹や発赤などのアレルギー症状があらわれることもあります。

 

実際に、オロナインH軟膏を販売している大塚製薬さんの公式サイトには、皮膚かぶれや、ただれた患部に塗ってはいけないと注記されています。

ちなみにアレルギー反応を起こすため、虫刺されにも使用してはいけません。

 

汗疹に塗ってはいけないって本当?

暑い夏などの季節になると、どうしても汗で蒸れてしまいますよね....太ももの付け根や裏も例外ではありません。

 

特に股ずれになると擦り傷と同時に、汗疹になるケースがよく報告されています。

 

他のサイトを見ると「汗疹にはオロナインH軟膏がおすすめ!」などと書かれていますが、これは間違いです!

汗疹は、先ほど話した「湿疹」の中に含まれており、オロナインH軟膏を塗るとかえって悪化したり、アレルギー反応を起こすリスクがあります。

 

つまり汗疹に塗ってはいけないというのは本当というわけです。絶対にやめましょう!

 

深い傷

オロナインH軟膏の効能として「傷のケア」がありますが、これは軽いすり傷や火傷のことを指しています。

深い傷を負っており、流血が激しいようならば、オロナインH軟膏でカバーすることは難しいです。

 

たしかにオロナインH軟膏には、痛みを抑える成分を含んでいますが、深い傷の痛みをケアできるほどではないです。

また、舐めても大丈夫といわれているほど、体にやさしい成分でできていますが、いくらなんでも傷口を介して体内に入り込むのはよろしくありません。

 

すり傷のケアにだけオロナインH軟膏を使う!

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股ずれにオロナインH軟膏を使うのならば、「すり傷」の場合のみにしたほうがよいでしょう。

先ほども話したように、汗疹、湿疹に使えなければ、消去法ですり傷くらいにしか使い道がありません。

 

しかし、やはりどうしてもかゆみを伴うので、ぼりぼりかいてしまい、傷口が拡大したり、炎症が肥大化してしまいます。

そのため、たいていの股ずれはすり傷だけではなく、かぶれや、ただれも伴っています。

これらの症状にまとめてオロナインH軟膏を塗るわけにもいけないので、すり傷という限定された症状でしか使えないのが難点です。

 

オロナインH軟膏は肌にやさしい!

 

Aさん
私、敏感肌なんだけど塗っても大丈夫なのかな?

 

オロナインH軟膏は塗り薬によく見られがちな「ステロイド(皮膚脱色などの副作用)」が含まれておりません。

そして体にほとんど害がない「ワセリン」を成分として含んでいるため、敏感肌にもやさしいです。

 

私自身も敏感肌なので、塗り薬に抵抗をもっていたのですが、オロナインH軟膏は気にせず使うことができました!

 

股ずれ予防として使うのはNG!!

 

Aさん
出かける前にオロナインH軟膏を塗れば予防できるじゃん!

 

これは大きな間違いです!

実際に股ずれ予防として塗っている方は今すぐやめてください!

 

たしかにオロナインH軟膏には保湿成分が含まれており、太ももどうしの摩擦を軽減してくれますが、保湿目的で作られたのではなく、かゆみや痛みを抑える薬として作られています。

 

何も傷ついていない肌に塗り続けていると、無意識のうちにその部分の自然治癒力が低下していきます。

つまり、実際に怪我をしたときに治りが遅くなり、結局オロナインH軟膏に依存してしまうことになるのです。

 

これを防ぐためにも、股ずれ予防にはそれを専門としているクリームを使うべきです!

(関連記事⇒ 股ずれ防止に最適なクリームとは?)

 

股ずれを気にせずに楽しい生活が送れるよう願っています♪

 

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